スタートアップにおけるHRの進化

HR領域に対する問題意識の再燃

最近、またスタートアップの世界との関わりの質と量が増してきた。その中で、やはり様々な形で組織における課題に突き当たっているのを目にする。自分自身の問題意識として、どうすれば日本におけるスタートアップのHR全体のレベルがあげられるのか?というのは考えたくなっている。
もちろん、一朝一夕で劇的に改善する話ではないし、どうやってマネタイズするか?という問いを最初から立ててしまってもうまくいかない気もする。

「要素分解」からのアプローチ、「全体性」からのアプローチ。

いくつかの切り口に要素を分解してみると、見えてくるものがありそう。

  • 人材の質と厚み
  • プラクティスの蓄積とシェア
  • ツールや仕組み
  • 成功事例
  • 報酬設計
  • 法律

これはこれで時間を掛けてきちんと掘り下げてみたい。

一方、最近とみに実感するのは、「要素分解」すると見えてこなくなるものこそが大事、という点。どうしても感覚的になり、論理的に説明できなくなるんですが、いかに「システム」として全体をデザインするか、ということがおおきな影響をおよぼすと感じています。
ベースとなる哲学やサイエンスはあったうえで、いかに個々の実践につながることを促すか、という全体を考えると、個々の課題を解決するアプローチでは到底実現し得ない、というように思う。

文化特性にあったやり方の模索

また、アメリカを始めとした他の国におけるスタートアップの成功事例に学ぶことも必要になる。ただ、ここでも「要素分解」して取り入れるのではなく、「全体性」を持った上で、日本の文化や人の質に合ったものを試行錯誤しながら発見していくことが必要になる。

たとえば、日本ではいつまでたってもjob discriptionが明確に定着していない。これはこれで必然性があるものであり、何ごとも契約ベースで進めること慣習が根強い文化圏とは働き方が異なるのは当然でもある。

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